雨の日の桜は、どこかホッとしています。
人混みも無く、鳥の声もしっかり響き、静かに春を満喫します。
人々は、嫌な感情を吐き出すかのように、夜の灯りに吸い込まれていきます。それでも、この場を後にしたとき、吐き出せたと思ったものが、相も変わらず背負って出てきていることに、少しうんざりするのです。この桜を相手に飲んだ方が笑えたかもしれないと、、、
京都木屋町界隈。昼間見るととんでもなく汚いイメージですが、夜の町は一変します。寂しい人を飲み込むかのような怪しい空気に包まれます。この時期、桜がそれらを覆いかぶし、包み込むのです。
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